レンコンが花粉症の改善に効果があるそうです。私たち花粉症に悩むものにとってこれは朗報となるのでしょうか。
今や花粉症に悩む人は、子供からお年寄りまで、全国で1500万人とも2000万人とも言われています。厚生労働省の調査によれば2005年の推計で人口の16%が花粉症患者だそうで、その数は今もなお増加中のようです。
残念ながらあなたも私もその中の1人に選ばれてしまいましたね。
さて、花粉症患者へと不幸にも選ばれてしまった私たちは、「レンコンでも大根でも何でもいいから花粉症の改善に効果があるのならすがり付きたい」そんな思いでいっぱいですよね。でしょ?
レンコンの花粉症改善に関する発表は新聞・テレビ等でいち早く報じられていましたが、先月27日から29日まで東京ビッグサイトにて開催された「健康博覧会2008」にて国内外に向けて大きく発表されました。
このレンコンが花粉症の症状を改善する効果があることを見つけたのは、医薬品メーカーの日本アレルギー応用研究所と埼玉医科大の和合治久教授。5年以上の長期に渡る研究開発の結果、レンコンに含まれる成分であるムチンやポリフェノール、タンニン等がアレルギー症状を抑え、免疫機能を活性化する効果があることを発見したそうです。
レンコンに含まれるムチン等のこれらの成分がアレルギーを引き起こすリンパ球の発生を抑えることにより、花粉症の原因となる抗体の発生をも抑えるそうです。ムチンというのは、レンコンを切ったとき、あのネバネバと糸を引く粘性物質のことです。
さらに、レンコンのこれらの成分に乳酸菌を配合することで、より花粉症の症状を抑える効果が増したとのこと。
乳酸菌と言えば最近では『L-92乳酸菌』や『KW乳酸菌』が花粉症対策に効果があるということで話題になっていますよね。
臨床試験の結果では、3ヶ月間、『レンコン+乳酸菌の配合物』の粉末をお茶や味噌汁に入れて摂取し続けたところ、81%もの人に花粉症の症状緩和が認められたそうです。
さらにこの『レンコン+乳酸菌配合物』を用いた花粉症治療は、副作用が全く無いそうなので安心できて良いと思います。
レンコンは昔から漢方の分野では用いられてきました。ですが、それは主に止血・抗炎症作用を期待してのもののようです。今回のこの研究発表に見られるような、アレルギーに対する効果や免疫活性効果とは少し異なります。
『レンコン+乳酸菌の配合物』を毎日摂取し続ければ体質改善が出来、花粉症を抑えることが出来るそうです。
毎日同じように花粉を吸っているのに、花粉症になる人もいればならない人もいて、思わず不公平感を感じてしまいますが、これは体質の違いによるところが大きいようです。
ですので体質を改善することは、花粉症対策を講じる際の最重要ポイントと言っても良いかもしれませんね。
体質を改善するには、日常の生活習慣も見直す必要があると思います。
欧米型の高たんぱく高カロリーの食事よりも、やはり和食の方が体質改善に最適のようです。
それから十分な睡眠をとることも大切なことですよね。睡眠不足になるような不規則な生活は、自律神経の失調を引き起こし体力も低下します。体力が低下すると花粉症の症状を悪化させてしまいますから要注意。
レンコンと乳酸菌が秘めたパワーにはもちろん一押しの大注目なのですが、100%全ての花粉症患者に効果あり、という特効薬と呼べるような物はまだ現れてはいません。
花粉症と生活習慣は深く密接に関わっています。
まず、常日頃から良い生活習慣を心掛け、花粉症に負けない体質を作ることです。
一口に花粉症と言っても、その症状の重さは人によって異なります。巷には花粉症に関する様々な情報が溢れていますが、その中身を良く調べ、自分の症状に最も適した花粉症対策をとることで少しでも楽にこの季節を乗り切りたいですね。